廃材を用いた原寸大の動物たちのアートインスタレーション「pieces」

8月4日（金）よりメインラウンジTRUNK(LOUNGE)にて、新たなアートインスタレーションの展示を開始いたしました。

今回の作品は、加治聖哉氏による廃材を用いた原寸大の動物たちのアートインスタレーション「pieces」です。

役目を終えた材木やコルクが材料となっており、TRUNK(HOTEL)から出た廃材も一部使用され、美しい生き物へと生まれ変わりました。

全ての生き物は互いに関係し合い、地球という名のチームを構成しているのに、私たち人間が“人間界”と“それ以外”に境界線を引いた世界になってしまっていないだろうか、というアーティストの問いかけに共感し、そうした自然に目を向けながら、目の前にある一つひとつのかけらを生かし未来に繋げていきたいという願いが込められています。小さなピースの数々が重なり合い、それぞれの個性を活かすことで魅力ある作品となり、圧倒的な存在感でゲストの皆さまをお迎えいたします。

なお、今回の展示では象をメインに制作をしていただきました。TRUNKという単語には複数意味がありますが、その中のひとつに象の鼻という意味があり、象の鼻は進化の過程でエネルギーを有効に使うために伸びたという説があります。TRUNK(HOTEL)も常に進化し、日本のホスピタリティ業界にイノベーションを起こすことをミッションに掲げています。今回この象をはじめ、TRUNK(HOTEL)のためにオリジナルで制作していただいた、テナガザルやトカゲなどユニークで個性あふれる動物たちがゲストの皆さまをお迎えいたします。

ぜひ、ご来館のうえお楽しみください。

【アーティスト】

加治聖哉

1996年生。新潟県村上市出身。公立大学法人長岡造形大学美術工芸学科 卒業。

大学在学中より活動を始め、日本各地で作品を展示。

卒業後、村上隆率いる「カイカイキキ」を経て、廃材を用いた原寸大の動物を創るアーティストとして新潟県長岡市栃尾を拠点に活動中。